小さな奇跡

あまり表には出してないことなんですが、
自分がやりたいことで大好きなことはダンスです。
「どんなジャンル? 社交ダンス?」とか、
聴かれることが多いんですが、
私は、手話でダンスをしています。
実は、独立当初 やりたいと思ってたのはこっちでした。
耳が聞こえない娘に、「ぜひ伝えたい」と思った歌を
歌詞を手話で、リズムや歌のイメージを身体で表現するダンスです。
当時は、やってる人が少なかったので、
新聞や雑誌、テレビの取材を受けたこともありました。
幼稚園や保育所、学校等から依頼されて
講師として出向くこともあれば、
地域の区民センターで教室として開講していました。
久しぶりにダンス教室に顔を見せたHちゃん、
聾学校の1年生なんですが、
てんかん発作を伴う知的障害との重複障害があり、
夏の暑い間は教室をお休みしていました。
レッスンルームに入るなり、ニコニコと私のそばに
近づいてきて、
「Hと言います、よろしくお願いします。
ダンス大好き、音楽大好きです」
と手話で話しかけてきました。
私はびっくり~~!!
なぜかというと、Hちゃん、
4月に会った時には、やりとりが苦手そうで、
働きかけても、動き回るという感じの子どもだったのです。
3ヶ月ほど休んでる間に、すごい成長ぶりです。
ちょっとためしに、
「今日は、H先生に教えてもらいましょう」というと、
レッスンルームの前に立ち(いつも私が立つ位置)、動き出しました。
よく見てると、どうやらラジオ体操のようで、
みんなでラジオ体操をしました。
リズムも合ってるし、動きもスムーズ。
「お母さん、Hちゃん、聴力どれくらいやった?」と尋ねると、
「測定不能で聞こえてないと思います」との答え。
この動きは、聞こえてるよ~ 絶対!!と確信をもった私は、
音源に触らせ(スピーカーに触れさせて、振動を感じさせる)
音のON OFFから教え始めました。
そしたら、音を感じ取ったときにスピーカーに触れて確認する行動が
見え始めたのです。
やった!! やっぱり、この子 聞こえてる!!
お母さんもびっくり&ウルウル
ステキな気分になれた一日でした。
当時は、やりたいことをどうやって
仕事にできるかを模索していた頃でした。
稼げてはいなかったけれど、
子どもたちの笑顔と小さな奇跡がいっぱいでした。
でも、この時期の体験があったから
「やりたいことができるって素敵だな」と
開業することのメリットが確信になっているんですね。
本当にやりたいことで輝ける
保健師さんが増えたら、きっと世界は変わるはず!

